暑いので、川に涼みに行ってきました – その2 –

猛暑の続く花巻です。7/2もご覧の通りの暑さとなりました。

たまらず、またもや川へ涼みに行ってきました(笑)

先日と同じコースでもよかったのですが、せっかくなのでいつもと違うコースを下ってきました。

普段は、花巻市石鳥谷の水辺プラザ、大正橋からスタートしていますが、この日はもう少し上流の紫波橋からスタートして大正橋まで下る、およそ8.5kmの川下りを楽しんできました。

北上川川下り 〜紫波橋から〜

こちらがスタートの紫波橋です。紫波橋の右岸(上流から川下を見て右側の岸)河川敷には、グラウンドとともに船着き場も整備されています。北上川には、こういった船着き場が所々に整備されていて、川下りなどで利用しやすくなっています。

今回のコースは、川が真っ直ぐに伸びているところが多いのが特徴で、かなり遠くまで見渡せます。周囲に高い建物などもないので、まるで川と空に挟まれたような気持ちになります。

また、地層の露出しているところがあって、なかなか面白い景色を作り出しています。野鳥の住処になっているだろう、穴なども発見できます。

さらにこの日は、彦部川との合流で白鳥と思われる鳥を発見しました。

渡り鳥である白鳥は、冬の間岩手にもやってきますが、春が過ぎ、暖かかくなってくると通常は飛んで行ってしまいます。この鳥は渡りそびれてしまった白鳥なのでしょうか・・。ちょっと気になりますね。

瀬の登場に、ハラハラ・ドキドキ!

紫波コースの一番の楽しみ?は、彦部川との合流を過ぎたすぐ後にやってきます。

通称、日詰ホール。このコースでは一番落差のある瀬です。

上の写真は、川を下る前に陸上からスカウティングした時の写真で、写真左辺が上流です。右辺の真ん中辺りで白く泡立っているところは岩が露出しています。

瀬を避けて左岸側を通過するのは難しそうです。瀬の先には特に障害物もなさそうなので、瀬の真ん中を突破するのが一番リスクが少なそうです。

こちらは通過後、下流川から撮影したものです。それほど大きくはありませんが、川の中に落差ができているのが分かると思います。

ホールは水量によって大きさも変わりますので、ここを下る前には陸上からスカウティングをすることをオススメします。瀬に近くなってから「ヤバイ、無理!」と思っても、逃げ場がありませんからね。

日詰ホールを抜けてもしばらく岩が点在していますが、その先の左へのヘアピンカーブの終わり辺りにも瀬が存在しています。ただし、こちらは左岸よりを行けば瀬に入らずに抜けることができます。

新幹線の橋を潜ると、ゴールはもうすぐ

楽しい瀬を抜けると、新幹線の橋がやってきます。「ここで新幹線が見れたらラッキー」と思っていたら、やってきました新幹線!が、カメラを構える前に通過してしまいました。しかしそのすぐ後に、反対側からも新幹線が!やっぱり写真には撮れなかったんですけどね・・。

橋をくぐってしばらく行くと、見覚えのある橋が・・。そうです、いつもスタート地点にしている大正橋です。

ゴール間近の上空を飛行機が通り過ぎて行きました。

初心者にはちょっと難しい?紫波コース

大正橋の手前、右岸に上陸です。上陸は右岸ですが、右岸よりは水深が浅いので漕ぎにくいです。左岸よりを進んで行って、上陸地点が近づいてから右岸側に移動する方が漕ぎやすいので参考にしてください。

上陸場所は、先日降った時からだいぶ水位が下がっていました。先日は階段下のコンクリート部分まで水が来ていましたが、この日はコンクリートの先の川底も出ていました。

今回写真にはあげていませんが、このコースの前半部分には浅瀬もあり、意外とコース取りは難しいかもしれません。カヤック初心者の方だけで行くのは避けたほうが良さそうです。

経験者の方にとっては、ゆったりとした流れあり、ドキドキの瀬ありで楽しめるコースですね!

さぁ、皆さんもカヤックで川へ行きましょう!