大学スノーボード実習
毎年恒例となっている東京家政学院大学のスキー・スノーボード実習、今年は2/19-23の4泊5日間でお手伝いに行ってきました。
ご担当の先生の方針で、数年ごとに実習地を変更しているこの実習ですが、ここ数年は志賀高原のブナ平ゲレンデを中心に行っています。
スノーボード実習1日目
お昼過ぎに到着し、開講式等を済ませて、スノーボードのレベルで班分けを行いました。
今回私が担当したのはスノーボードの3班。サイドスリップや停止はできるけど、ターンはまだできなかったり、できても続けてターンはできなかったり、という人たちです。
初日は時間がない上に、今シーズン初滑りという人も多かったので、ヒールサイドのサイドスリップや木の葉で滑りながら、スノーボードの滑る感覚を思い出してもらいました。
スノーボード実習2日目
2日目は、昨日の続きでヒールサイドのサイドスリップや木の葉をやった後、トゥーサイドのサイドスリップやノーズドロップ、斜滑降からノーズドロップを繰り返すギルランデなどを練習していきました。
ある程度ノーズドロップができてきたら、いよいよターンに挑戦です。やるべき動作を一つ一つ確認しながら練習することで、ほとんどの人がヒールサイド、トゥーサイドのターンが出来るようになりました。
ここまできたら、どんどん滑り込んで、ターンのコツを体に覚えこませるのみです。
午後は天気も良かったので、ゴンドラに乗って雪と景色の良い他のゲレンデへ移動しながら、繰り返しターンを練習していきました。
スノーボード実習3日目
3日目はショートターンや、昨日までよりもやや急な斜面でのターンに挑戦しました。
ショートターンの基本は、ノーズドロップからの停止です。止まった状態からノーズドロップをしてすぐに停止し、またノーズドロップをして停止して・・という動作を繰り返しながら、だんだんリズムを早くしていきます。
言葉にすると簡単そうですが、実際にやるとなかなか難しい・・。どうもノーズドロップに難がありそう と感じたので、再びギルランデに戻って練習しました。
・・ところが、やや斜度が上がったためか、トゥーサイドのギルランデはうまくいかない人が続出!原因は、トゥーサイドでうまくずらせていない(ズラせるポジショニングができない)から。
そこで、今度はトゥーサイドのサイドスリップに戻ってズラせるポジションを確認しました。(トゥーサイドは体が前方に倒れやすく、その結果エッジが過度に立ってしまい、ズレずに板が走ってしまうのです。)
ポジション確認をした後で、ショートターンに挑戦してみると・・成功率が上がりましたねー。
午後は、西館山にある鐘を鳴らしたり、斜度慣れするために急斜面をサイドスリップで降りたりしながら、ターンを練習していきました。
スノーボード実習4日目
実習4日目も快晴の良い天気!再びゴンドラで寺子屋ゲレンデへと向かいました。
前日には降雪もあったので、雪の状態も良く、気持ち良く滑ることができました。滑りに慣れてきた学生の皆さんは、急な斜面でも果敢にターンにチャレンジする人もいました。急斜面ではターンに失敗しても、斜面を滑り落とされて力が分散するので、思ったほど痛くないんですよね〜。
そして午後には、実習の成果を試す実技テストを行いました。
今実習中に取り組んだことですので、我がスノーボード3班は、ミドルターンとショートターンの2種目での実施です。「テスト」と聞いてかなり緊張している人もいましたが、緊張感を持ちながら滑ることも良い経験になったのではないでしょうか?
スノーボード実習5日目
実習5日目は、部屋のチェックアウトなどの片付けもあってバタバタとなりますが、午前中の2時間ほど実習最後のスノーボードを楽しみました。
同じ班や、他の班の人と一緒に、滑りを楽しんだり、お互いにアドバイスをしたりしながら滑っていました。
長いようであっという間の4泊5日でしたが、また一緒に滑るのを楽しみにしていますよー。