NEALインストラクター養成研修


国立妙高青少年自然の家主催の「NEALインストラクター養成研修会」に行ってきました。

私の担当は11/16の午後でしたが、電車での当日移動は不可能だったので前日入りし、講座翌日の朝まで妙高高原に滞在してきました。

NEALとは?

NEALは、自然体験活動指導者の資格認定制度です。

自然体験活動はフィールドや活動内容が非常に多彩です。それぞれの活動によって指導者の認定制度(例えば、登山やカヤックなど)があったり、キャンプなどの活動を主催する団体によって、指導者の認定制度(例えば、ボーイスカウトやガールスカウトなど)があったりします。
これらの制度は、その団体内で活動している分には良いのですが、団体を超えて活動する場合、その人の持っている資格でどの程度のことができるのかが分かり難い、という問題点がありました。

そこで、自然体験活動推進協議会(CONE)が各団体の指導者養成制度で共通の部分を抜き出し、共通の指導者認定制度を作ろうとしたのが始まりです。

現在、CONEの指導者認定制度はNEALに移行し、リーダー、インストラクター、コーディネーターという3段階の指導者資格があります。NEALに関する詳細は、【全国体験活動指導者認定委員会】をご覧ください。

今回の研修は、そのインストラクターを養成する研修会でした。

自然体験活動を支えるロープワーク

私の担当は「自然体験活動の技術」と「自然体験活動の指導」合わせて4.5時間です。

「自然体験活動の技術」ではロープワークを取り上げました。
自然体験活動ではロープを使う場面が多々あります。ロープワークを身につけることで、活動の幅を広げると同時に、安全に活動できるようになることを目指しました。

最初にロープの種類やロープを扱うときの注意点を確認。その後、誰でも知っているような簡単なものを含めて10種類の結びを練習しました。単に結びを練習するのではなく、一つの結びで違う教え方がある場合は、それも確認しながら進めたので、かなり時間がかかりました。
なぜそんなコトをしたのかというと、今回は指導者向けの講座だったからです。自分が結べるだけでなく、人に教える場面を意識してもらいながら講習を進めていきました。

受講生のみなさんも、とても熱心に取り組んでいただき、気付いたらあっという間に3時間が経っていました。

《ねらい》が大切な自然体験活動の指導

「自然体験活動の指導」では、指導者の関わり方や指導(運営)方法は、ねらいに沿ったものにすべきであること、だからこそねらいが重要であることを確認しました。

そして、実際のキャンプ場面で起きる悩ましい出来事に対して、どのように対応していくかをケーススタディで議論しながら学びました。
ケーススタディでは、過去に私が実施したキャンプの中で起こった悩ましい出来事2件を例に取り上げ、それぞれに対して子どもにどう対応して、プログラムをどう運営するのかを考えてもらいました。個人で考えた後は、テーブル毎に意見交換をして、最後に全体で共有して色々な対応方法があることを学びました。

実際の現場では、こういった問題が起きるたんびに判断をしていく必要がありますが、実際に起きる前に色々なことをシミュレーションしておくことで、気持ちに余裕ができますね。なかなか「これが正解!」と言えるものではないので、受講生のみなさんにも、大いに悩んでいただきました(苦笑)。

子ども達に、豊かな自然体験活動の機会を!

今回の受講者のメンバーは、施設ボランティア、地域の指導者の方もいらっしゃいましたが、会場の国立妙高青少年自然の家の職員の方をはじめ、他の国立青少年教育施設の方が多く参加されていました。特に、施設職員の方々は、今後それぞれの施設で様々な事業を展開されていくと思いますので、その際の参考になっていれば嬉しいですね。

一緒に、子ども達へ豊かな自然体験活動の機会を提供していきましょう!

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